初ダートでG1に挑戦した馬はどうなったのか?【一覧】
中央G1に初ダートで出走した馬が、過去にどのような結果になったのか、皆さんご存じでしょうか?
数年前の2021年、それまでずっと芝を使われていた白毛の2歳女王ソダシがダートG1チャンピオンズカップへの挑戦を発表し、とても大きなニュースとなりましたね。その当時はダートに転向して大成功したあのクロフネの産駒ということもあり、おおむね肯定的に評価されていました。
以前にも初ダートでG1に出走した馬がいましたが、1番人気に支持されて大惨敗を喫してしまったカレンブラックヒルの印象が強く、ボクとしてはあまり良い判断だと感じない面があります。
ということで、過去に初ダートでG1に挑戦した馬が何頭いて、その結果はどうだったのかをまとめてみました!
初ダートでG1に挑戦した馬 一覧
初ダートで中央G1に出走した馬を、フェブラリーステークス・チャンピオンズカップに分けて掲載します。
※対象は中央競馬の国際グレード指定G1のみ
①フェブラリーステークス
年 | 馬名 | 着順 |
2017年 | デニムアンドルビー | 16着 |
2013年 | カレンブラックヒル | 15着 ←1番人気 |
2012年 | グランプリボス | 12着 |
2012年 | スマイルジャック | 14着 |
2010年 | ローレルゲレイロ | 7着 |
2010年 | リーチザクラウン | 10着 |
2010年 | レッドスパーダ | 12着 |
2010年 | スーパーホーネット | 15着 |
2010年 | ヴィクトリー | 15着 |
2008年 | オレハマッテルゼ | 16着 |
2001年 | トゥザヴィクトリー | 3着 |
2000年 | シンボリインディ | 9着 |
2000年 | キングヘイロー | 13着 ←1番人気 |
1999年 | ビッグサンデー | 9着 |
1998年 | イナズマタカオー | 16着 |
計15頭
スゴくないですか??(;^o^)
結果は大・惨・敗!
1着がいないどころか、馬券内すらトゥザヴィクトリー 1頭のみ。しかも1番人気に推された馬が2頭もいます・・・
②チャンピオンズカップ
年 | 馬名 | 着順 |
2021年 | ソダシ | 12着 ←2番人気 |
2012年 | トゥザグローリー | 12着 |
2010年 | アリゼオ | 16着 |
2008年 | アドマイヤフジ | 14着 |
2007年 | フサイチホウオー | 11着 |
2006年 | マイソールサウンド | 15着 |
2005年 | ハイアーゲーム | 9着 |
計7頭
こちらも全て大敗しています。
ソダシだけでなく、フサイチホウオーとアリゼオも5番人気と、そこそこ人気に推されていました。重賞レベルの馬でもファンの期待に応えるのは難しいのですね。
まとめ
今回は、初ダートでG1に挑戦した馬はどうなったのかを調べてみましたが、なんと成功例はたったの1頭だけという結果になりました。それ以外の馬は全て大敗しており、最下位に敗れている馬も多くいます。
馬名を見れば一目瞭然ですが、名馬ばかりが並んでいます。これほどの馬でもクリアできないというのは、初ダートでG1に挑戦するということが非常に難しいことを表しています。無謀だといっても過言ではないかもしれません。
ダートに転向して成功したクロフネもモズアスコットも、まずはダートG3に出走しており、いきなりのG1挑戦というのは他のダート馬を侮りすぎかもしれませんね。
ということで、ダートを試すときは、G2・G3からステップアップしていきましょう!というまとめになりました♪(^▽^)/
※世界レコードの一覧、更新かけました♪
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