【メインレース回顧】
「ダービー馬はダービー馬から」……日本ダービー(G1)
令和最初の日本ダービーは、12番人気のロジャーバローズが優勝しました。
単勝2桁人気の馬が日本ダービーを優勝したのは、53年前のテイトオーまでさかのぼります。奇遇なことにテイトオーも12番人気でした。
競馬には様々な格言がありますが、日本ダービーでも言われていることがあります。
「ダービー馬はダービー馬から」
これは、ダービーを勝つ馬はダービーを勝った馬の子供から生まれるという意味の格言です。今回のロジャーバローズは、ダービー馬ディープインパクトの子供ですので、この格言は発動されたことになります。(2着のダノンキングリ―もディープインパクト産駒でした。)
一方で、断然の1番人気に支持されたサートゥルナーリアは4着に沈みました。ここでもう1つ。昔からある格言にこういったものがあります。
「2頭出しは人気薄から」
これは、同じレースに同厩舎の馬が2頭以上出ていた場合、人気のない方を狙えという意味の格言です。今回のサートゥルナーリアとロジャーバローズは、同じ角居厩舎の馬でした。サートゥルナーリアは1番人気、ロジャーバローズは12番人気。この格言に従った場合、ロジャーバローズを買うべきでしょう。
とはいうものの、後から気付くのが予想の運命(さだめ)ですね。競馬の格言については、今後検証をしていこうと思うので、気になるものがあればコメントくださいね♪
【今週の原石★】
今年の日本ダービーでキラッと光った馬は、ヴェロックスではないでしょうか!
残り500mでサートゥルナーリアに並ばれた瞬間は、ここまでかと思いましたが、最後の盛り返しは目を見張るものがありました。皐月賞でも感じましたが、あの勝負根性は今後必ず活きてくることでしょう。脚の使い方的には右回りの競馬場がベストで、先行押し切りの戦法でいけば、これからも大舞台で活躍できる器ではないでしょうか!
また、最後に5着まで追い上げたニシノデイジーも注意しておきたいですね。やはりホープフルステークス(G1)で3着があるように、秘めた能力は伊達ではありません。ゴール板を過ぎてもまだ伸びているのはニシノデイジーだけだったようにも見え、サートゥルナーリアやヴェロックスとの力差はほとんどないのかもしれません。今後、大物食いをしてくれることに期待したいですね♪
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