ローズステークスを検証しよう

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ローズステークスを検証しよう

夏競馬が終わり、かなり久々の更新となりますね(笑)。
復活記念ということで、特集を組みました。

今週末(2019年)には、3歳牝馬の秋に向けて重要な一戦、ローズステークス(G3)があります。

そのローズステークスは、とても波乱の要素が強い重賞なのです。では、どういった荒れ方をするのか、過去のレース結果から探っていきましょう♪

 

荒れるローズステークス

今回は過去20年分のローズステークスを対象に、波乱の傾向を読み取ってみました。

(※ここでは、5番人気以内の馬を人気馬、6番人気以下の馬を伏兵・穴馬とします。)

まずは、どれくらい荒れているのかです。直近20回の内、3着以内が人気馬だけでの決着はなんと5回しかありませんでした‼つまり、他の15回には何かしらの穴馬が絡んでおり、本命党には厳しいレースと言えそうです。

単純計算しても、4年に一度だけしか堅い決着にならないので、オリンピックと同じ登場頻度ですね♪

 

どんな穴馬がやって来るのか

ここまで荒れる重賞なら、思い切って穴馬を狙った方が回収率は良いでしょう。

穴馬の出現回数は、過去10年で14頭、過去20年では22頭に及びます。直近の10年は特に多く、昔よりも荒れる傾向は高まっていると言えるでしょう。

では、どんな穴馬が好走しているのか、前走の出走月別にまとめてみました。(過去20年分の頭数)

4月 フローラS 5月 オークス他 6月 条件戦 7月 条件戦 8月 条件戦 9月 条件戦
1 4 3 1 12 1

表にしてみると、一目瞭然でしたね。
8月からの臨戦馬が12頭と、ダントツで穴をあけています。次点である5月は、オークスからの直行馬が3頭いるので数が多いというのは理解できるのですが、意外なことに7月から直行してきた馬はあまり好走できていませんね。

やはり、2ヵ月以上間隔が空いている馬よりも、8月にレースを使って上積みのある馬の方が可能性は高そうです。

 

少頭数のローズステークス

とはいえ、今年のローズステークスは一筋縄では行かなそうです。何故なら、現時点での登録が12頭しかいないという少頭数のレースになってしまうからです。

そこで、少頭数で行われた8回のレースを見てみます。(ここでは14頭立て以下の競走を取り上げます)

すると、ちょうど半分ずつで堅い決着と波乱の決着がありました。

その中でも、12頭立てで開催された年は4回あったのですが、、、
なんの偶然でしょうか。その4回全ての決着で、1番人気が馬券外に消えてしまっているのです!

4頭の1番人気の馬は、いずれも1~2倍代のオッズに推されていましたので、競馬ファンからの信頼をとても厚かったことが伺い知れます。それが、12頭立てという少頭数で馬券外に沈むとは、さすが荒れるローズステークスですね。

 

まとめ

とにかく波乱の傾向が強いローズステークスですが、今年はどんな結末が待っているのでしょうか。

今年も8月からの臨戦馬がやって来るのか、少頭数でも1番人気が消えていくのか。春の3歳牝馬戦線を賑わせた馬が多数出てくる中で、本当に波乱はあるのか。

秋華賞に向けどんなレースが見られるのか、楽しみにしたいものですね♪

 

※告知
今後、競馬にまつわるいろいろな法則や格言についての検証をしていきたいと思っています。そこで、面白そうなお題や調べて欲しい検証企画があればフランクにコメントを頂けると嬉しいです。よろしくお願いいたします。m(__)m

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