3冠馬は有名だけど、2冠馬って過去に何頭いるの?(牡馬3冠編)
中央競馬の3冠競走が整備されてから早80年。
その間に、7頭の3冠馬が誕生しましたが、2冠馬は一体何頭いるのでしょう?
皐月賞・ダービー・菊花賞のどれか2つ以上を優勝している馬を挙げていきます。
(こういった検証のとき、よく他のサイトでは「グレード制導入以降」に限定していますが、このサイトはちゃんと過去まで遡りますよ!!o(^^)o)
【2冠馬 一覧】皐月賞・ダービー・菊花賞の各パターン
過去に皐月賞・ダービー・菊花賞を2つ以上優勝した馬を、年代順で一覧にしています。
※尚、今回は重複を防ぐため3冠馬を一覧から除外しています。
①「皐月賞」「ダービー」の2冠馬一覧
年 | 馬名 | もう1冠の結果 |
1950年 | クモノハナ | 菊花賞2着 |
1951年 | トキノミノル | 菊花賞不出走 |
1952年 | クリノハナ | 菊花賞不出走 |
1953年 | ボストニアン | 菊花賞2着 |
1960年 | コダマ | 菊花賞5着 |
1963年 | メイズイ | 菊花賞6着 |
1970年 | タニノムーティエ | 菊花賞11着 |
1971年 | ヒカルイマイ | 菊花賞不出走 |
1975年 | カブラヤオー | 菊花賞不出走 |
1981年 | カツトップエース | 菊花賞不出走 |
1991年 | トウカイテイオー | 菊花賞不出走 |
1992年 | ミホノブルボン | 菊花賞2着 |
1997年 | サニーブライアン | 菊花賞不出走 |
2003年 | ネオユニヴァース | 菊花賞3着 |
2006年 | メイショウサムソン | 菊花賞4着 |
2015年 | ドゥラメンテ | 菊花賞不出走 |
2020年 | コントレイル | 菊花賞出走予定 |
計17頭です。
菊花賞に挑戦したのは3冠馬も含めて15頭。その内、3冠を達成したのが7頭なので、成功率は実は50%を切っているのですね・・・。
今年のコントレイルも現時点ではこのグループに該当しますので、2冠馬から3冠馬に成れるのか、必見です!! ⇒3冠達成しましたね!
②「皐月賞」「菊花賞」の2冠馬一覧
年 | 馬名 | もう1冠の結果 |
1949年 | トサミドリ | ダービー7着 |
1954年 | ダイナナホウシユウ | ダービー4着 |
1974年 | キタノカチドキ | ダービー3着 |
1985年 | ミホシンザン | ダービー不出走 |
1987年 | サクラスターオー | ダービー不出走 |
1998年 | セイウンスカイ | ダービー4着 |
2000年 | エアシャカール | ダービー2着 |
2012年 | ゴールドシップ | ダービー5着 |
計8頭です。
数は結構減りましたね。ほとんどの馬が、古馬になってから天皇賞(3200m)で好勝負をしており、この2冠を取るにはステイヤーとしての適性が必要だということが分かります。
③「ダービー」「菊花賞」の2冠馬一覧
年 | 馬名 | もう1冠の結果 |
1943年 | クリフジ | 皐月賞不出走 |
1973年 | タケホープ | 皐月賞不出走 |
計2頭になります。
ダービーと菊花賞の2冠馬はこんなにも少ないのですね。開催時期が開いていることや、右回り左回りの違い等が影響しているのかもしれません。
しかしながら、どちらも日本競馬を語る上で欠かせない名馬であり、特にクリフジに関しては生涯成績11戦11勝という、史上最強馬に数えられる程の実力を持っていました。
(しかも牝馬という・・・(笑))
まとめ
今回は、牡馬3冠競走における2冠馬をピックアップしてきましたが、
その数は、合計27頭でした!
※2020年のコントレイルが菊花賞に優勝したら28頭になります。
⇒本当に三冠達成しましたので、現在2冠馬は26頭います!
また、2冠馬に関連した記事↓を載せますので覗いてみてください!!(^o^)

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