【今週の原石★】2月2週目(2/9,10,11)

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今週の原石★

2/9 京都6R ペガサス

難解な新馬戦、好位から抜け出したペガサスが制しました。その父を見たときに僕は驚いてしまいました!!「キモンノカシワ」、全く聞いたことがない種牡馬だったからです。

ディープインパクト産駒ですが、一度もレースへの出走がなく、とても父になれるような馬ではありません。馬主はDr.コパさんということで、その相馬眼は本当に素晴らしいですね。こういったプライベート種牡馬から活躍馬が出ることも競馬の1つの面白さかもしれません。

 

レース後のコメントで、和田竜二騎手が「抜けてからは物見をして遊んでいました」と言っているように、まだまだ余力のある走りだったと思います。今後、3歳ダート戦線での活躍を期待したいですね♪

 

2/10 京都4R 障害OP アズマタックン

続いては、障害戦で2着に入ったアズマタックンをピックアップします。

アズマタックンは元々障害オープンクラスでも勝ち負けになっていた馬ですが、休養期間もあり、ここ2戦で大敗していました。そういった中での今回は、復調のきっかけを掴めたレースだったのではないでしょうか。

面白いのはこのレース、馬群が障害戦とは思えない程に凝縮していたのです。それは4コーナーに入っても続き、直線では各馬の叩き合いが見られました。アズマタックンもその中で後ろから足を伸ばしてきた1頭ですね。直線だけで2着まできた光景は、まるで平場の芝レースのようでした(笑) 次走も好勝負必死と見えますね!!

 

2/10 京都12R ライトオンキュー

次も京都のレースから、12Rのライトオンキューを挙げます。レース内容としては、内で脚を溜めての好位差し。一見、普通の勝利のように見えますが、様々なところに注目ポイントがあります。

今の京都は外の馬場がよく伸びています。それは、条件戦はもちろん、きさらぎ賞のタガノディアマンテや京都記念のマカヒキを見ても想像がつくかと思われます。そういった中で、ライトオンキューは内を突いて伸びてきました。一瞬手応えが怪しくなった時もありましたが、そこは地力でもう一伸びしていますね。

 

また、今回ライトオンキューは休養後の2戦目でした。ここ2戦での2着馬との差は、前走が-0.5秒、今回が-0.2秒とどちらも完勝しています。昆貢調教師がコメントで「休養で体に芯が入り、中身がしっかりした」と言っているように、その8ヵ月の休みの間に大きなパワーアップを遂げたように感じます!

復帰後2戦を見る限りでは、以前とは別の馬になったようにも思えるので、次戦以降も狙っていけるのではないでしょうか。このまま1600万下でも即通用ということもあり得るので、これから要注目ですね!!

 

2/11 東京8R ニシノジャガーズ

最後は、代替開催となりました月曜日東京8Rを取り上げます。

いつも通りの大出遅れをしたニシノジャガーズですが、今回はまだマシな方でした(笑) そのまま道中はずっと最後方を進んでいたのですが、直線に向いてからがいつもと違ったのです。馬群に進路を取った後、グングンと伸びていきます。最後の100mは、伝説の1戦を残したブロードアピールをも彷彿とさせるような切れ味でした。

この一変の要因は、出遅れ云々ではなく、ダートへの適性にあるのではないかと思います。初ダートとなった前走も、4コーナーで15番手の位置から5着まで追い込んでいます。さらにダートに慣れた今回で、元々のダート適性を爆発させた形になりました。

逃げた馬と2番手にいた馬が2着,3着に入っていますので、今回の追い込みは見た目以上に価値があったように思われます。飛躍の4歳シーズンとなるか、チェックしていきたい1頭ですね♪

 

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