今週の原石★
※偶然にも全レースが2月24日の中山競馬になりました(笑)
2/24 中山7R アムネスティ
まずは中山7レース、芝のマイル戦です。ここではアムネスティとその鞍上の田辺裕信騎手を取り上げます。
アムネスティは道中で中団の後ろに位置していました。もちろん中山競馬場なので前にいた方がベターではあるのですが、そこは田辺騎手も分っています。第3コーナーの手前からロングスパートをかけていき、直線の入り口では先頭集団に加わる程の手応えを見せました。その後は力尽き、伸びを欠きましたが、一瞬は勝つのではないかという見せ場を作りました。
単勝14番人気、オッズ79倍。結果的に敗戦したとしても、こういった馬に最高の見せ場を作れるというのは素晴らしいことです。田辺裕信騎手はコパノリッキーに代表されるように、何かやってくれるジョッキーだと思います。馬券に夢を見せてくれることも、競馬の楽しみの1つなのではないかと感じました。
2/24 中山8R スプリングフット
続いても騎手のピックアップです(笑) 8レースのスプリングフットと原田和真騎手に注目しました。先ほどの田辺騎手と違い、原田和真騎手と聞いても誰だかわからない人もいるかもしれません。若手騎手は午前中やローカル競馬場で大穴をあけてくれるので、チェックしておくことをお勧めします♪原田騎手は今年8年目の若手ジョッキーです。2018年は通算1勝と、ここ数年は苦戦を強いられています。しかし、騎乗が下手だというわけではなく、馬質に恵まれていないのが原因だと考えられます。そういった中でも、たつやマンとの相性は抜群に良く、買えば来てくれる買わなければ来ないと、本当にいつもお世話になっているのです!!
そんな原田騎手ですが、このレースでは直線の入り口で進路がなくなる場面がありました。しかし、そこで慌てなかったのがgood!です。前がばらけるまで待って、空いたところに一気に突っ込む。無理に追い出して脚を使わなかったことが、今回の好結果に繋がったと思います。
スプリングフットは約9カ月ぶりのレースでいきなり好走しました。次はさらに状態が上昇してくると思われますので、勝ち負け必至ですね!! ぜひ買ってみてください。
2/24 中山10R ロードエース & レイダー
大波乱となった1戦ですね。ここでは3着だったロードエースと4着のレイダーについて触れます。
レース結果のコーナー通過順を見てもらうとわかるのですが、上位に来た馬は大半が後方10番手以下にいた馬たちでした。直線では先行勢は総崩れの状態となり、後方から来た馬たちに飲み込まれていきましたね。この場合、前にいた馬たちは能力で負けたわけではなく、展開によるものが大きいと考えられます。その中でも、前にいて残ったロードエースとレイダーは相当高い地力があったのでしょう。次走、要注意です!!
2/24 中山11R 中山記念(G2) ステルヴィオ
最後はスーパーG2といわれた中山記念から、ステルヴィオを挙げます。
中山巧者ウインブライトが5頭のG1馬を破りましたね。これは舞台の適性もありますが、ここを本番としていたかどうかというステップの問題も大きく寄与しているかと思います。少なくとも、5頭のG1馬の中でこの中山記念を目標にしていた馬はいないでしょう。個人的には、特にステルヴィオにとって中山が相性のいい舞台だとは思っていません。もっと差しの決まりやすい競馬場の方が向いているのではないかと思っています。
そういった中で、今回のステルヴィオのレースぶりは次につながるものがありました。ウインブライトの1馬身後ろにいたところから、直線では最後まで脚を使い、ゴール板のところでは半馬身近くまで詰めていました。3着となったのは、位置取りの差だということができ、一叩きされた次走では更なるパフォーマンスが発揮できるのではないでしょうか。丸山騎手とのコンビも再注目ですね。
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