G1馬が2頭いる皐月賞
こんにちは。たつやマンです♪
皐月賞にG1馬が複数出てくることってありますよね。
特に2019年の皐月賞は盛り上がりました。無敗馬や連勝してきた馬など、好メンバーが揃っており、久々に皐月賞でのG1馬対決となったのです。
それまでも、12月の朝日杯フューチュリティステークス(G1)の勝ち馬が皐月賞に出走し、G1馬が1頭だけ出ているということは普通にありました。しかし、この年は2017年からG1に昇格したホープフルステークスの勝ち馬も出走してきたのです。そのため、朝日杯フューチュリティステークス優勝馬のアドマイヤマーズとホープフルステークス優勝馬のサートゥルナーリア、2頭のG1馬が激突することになりました。
過去の皐月賞でのG1馬対決はどんな結果になったのか
過去に、皐月賞でG1馬が2頭出てきたことはあるのでしょうか?気になったので調べてみました。すると、グレード制導入(1984年)以後、皐月賞にG1馬が2頭出走している年は7回ありました。
以前は、阪神ジュベナイルフィリーズ(旧・阪神3歳S)に牡馬も出ることができたので、朝日杯フューチュリティステークスの勝ち馬と阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬が両方出てきた形もあります。
以下に皐月賞でのG1馬対決の結果をまとめてみました。
朝日杯フューチュリティS 優勝馬 | 阪神ジュベナイルフィリーズ 優勝馬 | |
1985年 | スクラムダイナ 2着 | ダイゴトツゲキ 18着 |
1986年 | ダイシンフブキ 7着 | カツラギハイデン 18着 |
1987年 | メリーナイス 7着 | ゴールドシチー 2着 |
1990年 | アイネスフウジン 2着 | コガネタイフウ 4着 |
朝日杯フューチュリティS 優勝馬 | ホープフルS 優勝馬 | |
2019年 | アドマイヤマーズ 4着 | サートゥルナーリア 1着 |
2020年 | サリオス 2着 | コントレイル 1着 |
2022年 | ドウデュース 3着 | キラーアビリティ 13着 |
見てわかる通り、このG1馬14頭の中から皐月賞を勝ったのはたった2頭しかいませんでした。
敗戦した馬たちは決して弱い馬だったというわけでもなく、その後ダービーを優勝したメリーナイスやドウデュース、競馬場の入場者数で世界記録を作ったアイネスフウジンなどもいるのです。
(※アイネスフウジンのダービーでは、19万6517人もの人が観戦に訪れ、この世界記録は未だに破られておりません)
また、G1馬2頭が揃って馬券内に来たことは一度しかないのです。つまり、多くの場合はどちらかが好走しても、もう片方は馬券外に消えていました。まさに両雄並び立たずといったところでしょうか。
ホープフルS優勝馬の参戦により今後も皐月賞でのG1馬対決は起こっていくと思いますが、どういった結果になるのかとても興味深いですね!!
↓こちらでは皐月賞とダービーの1着・2着が同じだったパターンがあるのか検証しています♪
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