【障害レースの王者】
オジュウチョウサンにも関連する新しい記事を出しました!o(^▽^)o
先週ほど障害馬の話題が多かったことは、過去にあるのでしょうか?
アップトゥデイトとオジュウチョウサン。
平成の終わりに現れた2頭の王者は、それぞれの道で苦杯を嘗めることとなりました。
旧王者のアップトゥデイトは、中山大障害にて大本命に推されましたが、ご存知の通り落馬・競走中止という結果になってしまいました。幸い、命は助かったようですが、長期療養が必要となるでしょう。
一方のオジュウチョウサンは有馬記念で9着に敗れました。
ただ、国内最高峰のG1で勝ち馬から0.8秒差なら、個人的には健闘の部類に入ると思っています。
オジュウチョウサンは次の目標として、天皇賞(春)を視野に入れているそうです。
世間では、有馬記念参戦が公言された時のように再度議論の的となるやもしれません。
僕の意見としては、これについて大いに賛成します。
そもそも、オジュウチョウサンが平地に挑戦してきた理由は、使うレースが無くなってしまったからだと考えています。敵がいなくなってしまった障害界で、毎年同じ障害G1を勝ったとしても、賞金以外に得るものはないという状況だったのです。
日本では障害レースはハッキリ言って人気がありません(笑)
そのため、JRAとしても注力の対象とはならないですよね。
例えば、アイルランドの競馬では、障害レースというのは全競走の7割ほどを占めています。
残りの3割が芝の平地レースです。日本とは大きな違いですね(^w^)
そういった日本の環境の中で、障害王者が平地のG1に目を向けたとして、
僕は何の不思議もないと思います。
ただ、その目標設定が少し正しくなかったのかなと思っています。
というのも、有馬記念は長距離適性を持った馬の好走が意外と少ないからです。
逆にマイルや2000mを走ってきた馬が簡単に馬券内に入ってきます。
そのスタミナを武器とするオジュウチョウサンには、向かないレースだと考えていました。
一方で、天皇賞春はスタミナ命です(笑)
キズナやトゥザグローリーのようなスピードタイプは厳しいレースを強いられています。
この天皇賞春こそが、オジュウチョウサンが平地G1の中で一番本領を発揮できる舞台ではないでしょうか。
しかも、有馬記念とは違い、出走には賞金の獲得が条件となります。
本当にオジュウチョウサンが平地G1で戦える馬なのであれば、オープンクラスの壁を越えなくてはなりません。
ぜひ自らの力で出走権を掴み取って、淀の3200mでの活躍を見たいと思います!!
また今後を楽しみにしましょう♪(^o^)/
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